2007年9月2日日曜日

第 12 話 「平和な国」


城壁に囲まれた、ヴェルデルヴァルという国では国民も皆、平和に穏やかに暮らしているという。。。
だが、レバーを引いて扉を開けると真正面に巨大な大砲が口をこちらに向けて待ち受けていた。
唖然とするキノ・エルメスに入国審査官が言う「昔使われてたモノを飾りにしてあるんです、観光でしたらぜひ歴史博物館に行って見るといい。この国のことが良く分かりますよ」
そして市街地へと向かう街路を走るキノとエルメス。
道の両脇に、これまで使われてきたバズーカ砲に小型ミサイル、トゲの付いた亀のような装甲車などの過去の兵器が、オブジェとして並べられている。
しかし、それらとは対象的に町の人たちは皆穏やかな様子。
エルメス「とても穏やかな国とは思えないね」
キノ「そうでもないよ。今は必要がなくなったらしい」
エルメス「どうしてそうなったのさ」
キノ「それは分からないけど。町の人たちの様子を見てもとても戦争をしているような国には?」
すると突然ダダダと複数の銃声!
ハッとして急停車するキノとエルメスに通りかかった人が言う「ああ、軍隊の演習ですよ、明日戦争ですからね」
エルメス「キノの言うことも当てにならないね」
そして銃声が鳴り響く中、歴史博物館に向かう。。。
http://www.veoh.com/videos/v571412YT9WRGqy

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